フリーランスエンジニアの案件が途切れる期間を分ける
次の案件が決まっても、参画日に報酬が入るとは限りません。終了日、最後の入金日、次の開始日、次の初回入金日を並べます。準備する資金は、仕事の空白より入金の空白を基準に考えましょう。
フォスターネットの公式FAQでは、支払日は翌月末としています。これはフリーランス・法人契約の説明で、締め日は案件ごとに異なります。S3自分の契約が月末締めかどうかも確認してください。
以下は、旧案件も新案件も月末締め・翌月末払いと置いた計算例です。9月末で終了し、10月は稼働せず、11月から次へ参画するとします。銀行休業日の調整は省き、実際の契約日程に置き換えて使います。
| 日付の例 | 仕事の状況 | 入金の状況 |
|---|---|---|
| 9月30日 | 旧案件が終了 | 9月分はまだ未入金 |
| 10月31日 | 次の案件への参画前 | 旧案件の9月分が入金 |
| 11月1日 | 新案件へ参画 | 新案件の報酬はまだ未入金 |
| 11月30日 | 新案件の初月が終了 | 新案件の11月分を締める |
| 12月31日 | 新案件へ参画中 | 新案件の11月分が入金 |
この例では、仕事の空白は10月の1か月です。一方、旧案件の最後の入金から次の初回入金までは2か月あります。11月に働いているから支出に困らない、とは判断できません。
入金予定は、契約で定めた支払期日を基に置きます。フリーランス法の明示事項にも、報酬額や支払期日が含まれます。S1募集ページの月額だけで、入金予定表を作らないでください。
契約前なら、最初の月の日割りや精算も未確定です。面談中の案件は、入金が決まったものとして数えません。終了後の契約条件は、契約の確認方法で整理できます。
フリーランスエンジニアの案件が途切れる家計に備える
最初に、今日使える預金と、金額・期日が確定した入金を並べます。そこから、次の入金日までに出るお金を日付順に差し引きます。将来の受注を入れない場合の残高も作ってください。
| 支出の区分 | 資金表へ入れるもの | 金額の調べ方 |
|---|---|---|
| 生活費 | 家賃、食費、光熱費など | 直近の引落しと生活費の記録 |
| 事業費 | 通信、ソフト、機材、交通費 | 請求書と契約の更新予定 |
| 税金・保険料 | 期間中に納期限が来る支払 | 通知書や納付予定の確認 |
| 一時的な支出 | 修理、更新料など | 決まった支払を日付別に記載 |
同じ税金を積立額と納付額の両方で数えないようにします。事業用と生活用の口座を分けているなら、合計と移動も確認します。この表は手取り額の計算ではなく、現金が足りるかを見るためのものです。
月末残高は、前月末残高に確定入金を足し、予定支出を引いて求めます。月途中に大きな引落しがあれば、その日の残高も計算します。月末が黒字でも、途中で残高不足になる予定は残さないことです。
以下は万円単位の仮定例で、必要な生活費の目安ではありません。10月初めの残高を15万円、毎月の支出を25万円と置いています。前の表と同じ入金日で、旧案件と新案件の入金を各30万円とします。
| 月 | 月初残高 | 確定入金 | 予定支出 | 月末残高 |
|---|---|---|---|---|
| 10月 | 15 | 30 | 25 | 20 |
| 11月 | 20 | 0 | 25 | −5 |
| 12月 | −5 | 30 | 25 | 0 |
この仮定では、11月末までに少なくとも5万円が不足します。10月の入金前にも支払が来るため、日付別の残高不足は別に確認します。12月の入金が決まっていても、11月の不足を埋めたことにはなりません。
次の参画が決まらない場合は、1か月延びた予定も作ります。さらにもう1か月延びる場合を並べ、いつ資金が足りなくなるかを見ます。足りない額は、その日までの支出から使える現金と確定入金を引いた額です。
早期受取サービスを、追加の売上として足すことはできません。フォスターネットのFAQでも、希望者向け早期受取に手数料があります。S3利用を検討するなら、受取額と後日の入金減少を同時に確認します。
案件がない期間の収入を埋める保証としては扱わないでください。必要資金が足りないなら、減らせる支出と支払先への相談を先に整理します。まだ契約していない案件の高い月額を、資金不足の解消に使わないことです。
フリーランスエンジニアの案件が途切れる前に営業を始める
次の案件探しは、更新の結果が出るまで何もしない形にしません。更新確認日と、次の参画までに必要な選考・契約の時間を分けます。情報収集を始める日と、応募する日を自分の資金表に合わせて決めます。
| 現在の状態 | 進めること | 確定させる項目 |
|---|---|---|
| 更新の回答前 | 担当者へ回答予定日を聞き、経歴を更新 | 最終日と参画可能日 |
| 更新が未定のまま | 希望条件を伝え、候補案件を調べる | 勤務地、工程、必要経験 |
| 終了が決まった | 面談、条件確認、引継ぎを並行する | 契約相手と開始日 |
| 次の案件が決まった | 初月の報酬と支払日を確認する | 最初の入金額と入金日 |
本サイトでは、offeeerをPM/PMO・上流工程の実務経験者向けとして扱います。公式の案内でも、案件はPM・PMO・ITコンサルが中心です。S5
offeeerは、経験や希望の聞き取りから案件提案へ進むと説明しています。S5提案を受けた段階を、契約や参画が決まった段階と混同しないことです。支援があることも、案件や収入が続く保証にはなりません。
同社のネットワーク案件には、常駐と自走の条件があります。S4勤務地や担当範囲が合わなければ、掲載があっても自分の候補にはなりません。開始日の記載も年が不明なので、現在の募集状況を確認します。
契約終了の予告制度には、当事者と委託期間などの適用条件があります。S2対象と期間の読み方で確認してください。
予告の制度は、必ず次の案件を得られる保証ではありません。通知を待つだけにせず、契約上の手続と営業の準備を並行してください。最終的には、条件が合う契約と、初回入金までの資金の両方で判断します。
